恵方巻きの食べ方ってイマイチよく分からないですね。途中で休憩してものなのか、醤油はつけてもいいのか・・。
小さな子供は飲み物がないと、喉に詰まらせそう。
古くから行われている大阪地方の方にも聞いてみましたので、今年こそは恵方巻きを楽しく食べてみませんか?
恵方巻きの食べ方疑問その1 休憩してもいい?
恵方巻きといえば、節分の日に恵方を向いて、お祈りをしながら巻き寿司を食べるという習慣ですね。もともとは関西の一部の地方の習慣でしたが、近年では恵方巻きは全国的に広がりを見せている行事になっています。
そのためコンビニやスーパー、デパートでもとても豪華な太巻きが売られているのを良く見かけます。つい海鮮のたっぷり詰め込まれた太巻きを食べたくなりますが、一本を食べきることができません。
お祈りのために一本を無言で食べきるなんて意見も聞きますが・・。途中で休憩してもいいのでしょうか?
小さな子供には無理がありますし、お祈りのためと言えど、これではあまり楽しいものではありませんね。
そこで大阪の親戚に意見を聞いてみました。
年代は40代。生まれも育ちも大阪で一般的なサラリーマンの家庭です。やっぱり子供の頃から食べていたそうです。
まるまる一本分を無言で食べきるのではなく、お祈りをしている間だけ無言で食べるとのことでした。
お祈りをしている間だけなので、ほんの一口、二口ですね。なので、別に休憩しても構わないということでした。
恵方巻きの食べ方疑問その2 醤油はつけてもいい?
お祈りをしている間だけは無言で食べているだけなので、後は自由に食べても良いという事ですね。
では醤油をつけて食べるのはどうでしょうか?何もつけないで食べるのは味気ないですよね。
恵方まきの起源から探ってみました。起源や発祥には諸説あります。
・江戸後期に大阪の商人たちが商売繁盛と厄払いを兼ねて節分に食した寿司。
・昭和初期に若い芸者や芸子に節分に恵方に向かって丸かじりをさせた説などなど。
信憑性はありませんが、昔から風習として四季を感じながら楽しく頂くものですね。
なので醤油をつけるのもつけないのも自由なのではないでしょうか。
恵方巻きの食べ方疑問その3 飲み物は?
自由に楽しめば良いので、飲み物も大丈夫です。喉に詰まらせては大変ですよね。
大阪の親戚の両親世代は大阪出身ではないのですが、友達や近所の人々も代々行っていたとのこと。
そして意外にも「恵方巻」とは呼ばれていなかったそうです。
「節分の巻寿司」、「丸かぶり寿司」など、特別決まった言い方ではなかったそうです。
そして大阪流の恵方巻きとは、
1.恵方を向く
2.無言でお祈りをしながら食べる。
3.普通の太巻きの太さと具
こだわる場合は七福神にちなんで7つ。
かんぴょう、椎茸、伊達巻(卵焼き)、でんぶ、きゅうり(三つ葉)
高野豆腐、あなご(うなぎ)
4.お祈りが終われば儀式は終了。
とてもシンプルですね。
豪華な海鮮太巻きや、スイーツの太巻きは必要ないですが、楽しめるのならどれも良いですね。毎年の風物詩として恵方巻きメニューを楽しみたいですね。
恵方巻きは一本無言で食べるという方法が浸透しているようですが、これをお子さんが楽しみたいのであればそれも良し。
食べきれる小さなサイズを用意してあげると良いですね。
まとめ
はじめは恵方巻きについて、ネットで色々調べてみましたが、色々な説や起源が書かれています。ですが色々ありすぎるだけに、自由に食べれば良いと感じました。
コンビニが火付け役で、節分商戦に乗せられている。同じ方向を向いて無言で食べている姿はこっけいだなんて言われます。
ですが盛り上がっていることは良いことなのではないでしょうか。楽しい風習なら末永く伝えてゆきたいものですね。
アレンジを加えて今年の節分も楽しみたいですね。