「与る」と「預かる」
どちらも「あずかる」と読み、異字同訓の語です。
それぞれの意味や例文をまとめました。
「与る」と「預かる」の違いや読み方
読み: 「あずかる」
「与る」という言葉
何かと関連を持つことや、良い効果を受け取ることを指します。
この言葉は「~に与る」という形で使用されることが一般的です。
「預かる」という言葉
何かを一時的に自分のもとで管理する、または後で決めるために一時保留することを意味します。
この用語は通常、「~を預かる」という形で使われます。
これらの言葉は読み方が同じであるにもかかわらず、意味や使われ方には大きな違いがあります。
それぞれの文脈に応じて適切に使い分けることが大切です。
「与る」の使い方に関する例文
・国の政策(または経営)に関与する
・相談事に参加する
・招待(または賞賛)を受ける
・恩恵を享受する
・関知しない(=関係がない)
「預かる」の使い方に関する例文
・荷物の一時保管を引き受ける
・子供の一時的な面倒を見る
・会社の財務管理を担当する
・不在の間の家の管理をする
・辞職の意向書を受け取る