七夕の日に食べる行事食とは?
七夕らしいことはしていないけど、せめて特別な献立ぐらいは考えたいですね。
ですがなぜか定番のそうめんは給食でもすでに食べていることが多いです。そこで夕食にピッタリな七夕にちなんだメニューをご紹介しますね。
七夕行事食でそうめん以外のメニューとは
七夕の行事食と言えばそうめんが定番ですね。涼しげで夏らしいメニューですし、なんと言っても簡単です(笑)
ですが定番だけに給食や昼食にすでに食べてしまっているということも良くあること。
そこでそうめん以外で七夕っぽいメニューをご紹介しますね。
★散らし寿司
暑い季節に最適でちょっと特別感のあるちらし寿司は七夕メニューの中でもとても人気です。
星型で押し寿司を再現しても素敵ですし、星型にくり抜いたハムや卵、オクラをちりばめると七夕らしい散らし寿司が完成です。
または錦糸卵を天の川のように見立てて飾りつけをしても素敵ですね。パーティっぽく華やかになりますし、子供たちにも喜ばれます。
★カレーライス
ご飯を天の川のような形を作り、その周りにルーを敷き詰めます。そして星型にくり抜いたニンジンやチーズを飾れば星空カレーの出来上がり!
カレーなら七夕っぽいデコレーションがしやすいのでこちらも人気の七夕メニューです。みんなの大好きなカレーなら間違いなく喜ばれますね。
付け合せのサラダの野菜も星型にくり抜けば華やかさが倍増します。ポテトサラダならデコレーションがしやすいですよ。
★オムライス
子供の大好きなオムライスの上にケチャップで天の川を描きます。こちらにも茹でた人参やオクラ、チーズを飾ると七夕オムライスの完成です。とても簡単ですね。
少し手を加えるのなら、ホワイトソースで天の川と夜空を描いてみては?
★ゼリー寄せ
一味違ったメニューをお探しならゼリー寄せもおすすめです。
コンソメスープをゼリーで固めてその中に星型にカットした野菜をちりばめます。とてもカラフルですし暑い季節にぴったりの一品です。
グリンピースやヤングコーンなども良いですし、エビやホタテ、プチトマトなど色々な具材を入れることで立派なメインメニューに。
ゼリーをクラッシュさせてパスタや中華麺とからめてもおいしいです。ぜひ「ゼリー寄せ」で検索してみて下さい。素敵なアイディアメニューをたくさん見つけられますよ。
七夕の行事食の献立はなぜそうめんなの?
クリスマスやひな祭りのように七夕にはあまり定番のメニューは浮かびませんが、給食などでも行事食としてそうめんは良く見かけます。なぜそうめんなのでしょうか?
実はあまり知られていませんが、3月3日の桃の節句、5月5日の端午の節句と同様に五大節句として7月7日は笹の節句としてそうめんを食べる習わしが古くからあります。
儀式や作法等を集約した平安時代の書物「延喜式」にも旧暦の7月7日の七タの儀式にはそうめんの原型といわれる「索餅」(さくへい)が供えられたていたという記述があります。
平安期には七夕にそうめんを食べると大病にかからないと言われ宮中で食べられていたそうめんが一般的に普及したと伝えられています。
古くから伝えられてきた習慣をそうめんなど乾麺のメーカー団体の全国乾麺協同組合連合会が「七夕・そうめんの日」と設定し、少しずつですが浸透しつつあります。
そのため七夕の行事食としてそうめんを食べる方が増えているのですね。
七夕の夕食メニューに取り入れたいデザート
七夕の夕食メニューとして取り入れたいデザートもご紹介しますね。結局いつもの献立になってしまったけど、せめてデザートぐらいは・・という方にもおすすめです。
七夕ゼリー
星型に固めたり、色とりどりのフルーツを入れて固めたゼリーはとても涼しげで七夕の雰囲気を十分作ることができます。
またはゼリーを平たい容器で固めに作り、フォークやスプーンで削ってクラッシュゼリーを作ります。クラッシュゼリーや果物を入れて冷えた炭酸ソーダを注ぐゼリーサイダーもとてもキレイですよ。
アイシングクッキーで七夕デコ
星空にちなんだ青や水色を食べ物の色で再現するのは少し難しいので、アイシングを使った七夕クッキーもおすすめです。
★こちらを参考にしてみて下さい。
まとめ
いかがでしたか?
実は七夕は笹の節句として古くから習わしのある日本の文化でした。意外と知られていないことも多いですが、お子さんにも伝えてあげたいですね。
ぜひ七夕ぽっさを取り入れて夏の風物詩として季節を感じて下さいね。