ついにテントも購入!これからキャンプに出かける機会が増えそう♪
思い切って購入したのだから、長持ちするメンテナンス方法も知っておきたい。
これだけは絶対必要なお手入れって?
大まかにでも良いのでカビなどありがちなトラブルを防ぐ方法や、雨の日キャンプになってしまった時のお手入れ方法も知っておくと失敗しませんよ。
テントが長持ちするメンテナンス方法のポイント4つ
テントを長持ちさせるには正しいメンテナンス方法と保管の仕方次第です。
テントのメンテナンスはたたみ方から細かな部品にいたるまで、お手入れをするべきことはたくさんあります。
ですがあまりにも気を使いすぎると、キャンプそのものが面倒になってしまいます。
初めてテントを購入された方が知っておいてほしいメンテナンスを4つにしぼってご紹介しますね。
<その1> 汚れを落とす
汚れをしっかり落としておかないと、ニオイやカビの原因になります。
汚れた部分は固く絞った濡れ雑巾で拭いたり、ブラシでこすって落としてください。
中性洗剤をつけたり、水でジャブジャブ洗いはNGです。
もちろん洗濯もNGです。
テントは雨の日でも対応できるように防水処理が施されています。
小さな規模ならご家庭にある中性洗剤でも良いのですが、汚れがひどい場合や広範囲の汚れを落としたい場合は防水生地用の洗剤をお使い下さい。
防水処理がされてるのなら、ジャブジャブ洗いでも大丈夫と思われがちですが、水道水の塩素はこの防水処理を劣化させてしまいます。
塩素を抜くため一晩汲み置きした水を利用する方法もありますが、しっかり乾燥させて保管しなければならないので、最低限の汚れだけ落とすようにします。
ニオイを気にする方は使った後に消臭スプレーをしておくと良いですね。
<その2> しっかり乾燥
湿気は撥水処理の劣化を早めてしまいますし、カビの原因ともなるので乾燥させて湿気を取ってから片付けます。
天気の良い日のキャンプでも夜露で意外と湿っているもの。
テントは帰宅する日の朝に1~2時間ほど干してから片付けるのが基本ですが、できれば帰宅後も1日干してから片付けることをおすすめします。
直射日光も劣化を早めるのでできれば陰干しをします。
スペースがあるのなら、テントを組み立てておいて置くのが一番乾きやすいです。
<その3> 保管場所
キャンプ用品は場所をとってしまうものなので、保管場所事情はご家庭によって様々でしょうが、できれば湿気のこもらない場所をオススメします。
ガレージなどは通気性もあまりよくなく、テントやタープをカビらせてしまったという失敗談はよく聞く話です。
湿気のこもりがちな場所にしか保管できない場合は密封性の高い容器などに入れて乾燥剤を入れておくと良いですよ。
空気になるべく触れさせないことです。
キッチンペーパーなどに包むなどして乾燥剤が直接生地に触れないような工夫はして下さい。
長期にわたって保管しておく場合は、最低でも年に1度のペースで取り出して乾燥させるのが長持ちさせるポイントです。
また収納する時は極力購入した時と同じ状態になるように丁寧に畳みます。
無理やり畳んだり、変な折り目から生地は痛みます。
<その4> 防水処理
テントのメンテナンスとして防水処理を行います。
缶で売られている小川キャンパルの防水剤を使っている方が多いですよ。
どこでも売られている防水スプレーの方が手軽でお手ごろのように感じますが、テントに塗る範囲は思っている以上に広く逆にコストがかかります。
防水剤なら千円台でテントに2度塗りできる量が入っています。
購入して1年程度なら撥水処理までしなくても大丈夫ですが、長持ちさせたいのならメンテナンスとして考えておきましょう。
テントのメンテナンス不足で起こるカビやベタつき
テントのトラブルとして上げられるのは主に2つです。
・カビ
少量のカビならブラシなどでこすり落として多少はやり過ごすことができますが、根本的に取ることは難しいです。
生地の性質上、キツイ洗剤を使うことはできないので広範囲にカビがついてしまったら買い替え時です。
・ベタつき
長く使い続けると、生地の裏側がベタつくことがあります。
これは防水のコーティング剤がはがれてしまっているので防水の機能を果たしていない状態です。
これもテントの買い替え時期です。
テントのメンテナンス 雨キャンプ後のお手入れ方法
雨に濡れてしまった場合は帰宅後に干してしっかり乾かすことです。
できればテントを組んだ状態にすると一番乾きます。
テントの下にブルーシートなどを引いておくと室内でも汚しませんし、テントも傷めません。
ポールの内側も水分を含んでいるのですぐにしまわず乾かしておきます。テントが乾いたことが確認できた2,3日後までは置いておきましょう。
ご自宅にテントを干すスペースのない方はこちらもどうぞ
雨キャンプ後のテントの干し方 乾かす場所がない時の乾燥や片付け方
まとめ
いかがでしたか?
テントのメンテナンスは一見難しいように感じますが、設営と同様にメンテナンスも手順を考えておくとそれほど手間のかかることではありませんよ。
最後までお付き合いいただきましてありがとうございました。